Jリーグは大分FCに直近で3億5千万、最大で6億円の融資

21時前のニュースから確保。
http://www.youtube.com/watch?v=Eyjb7RdvwoE

いっそやり直させてくれ、というのは単なる逃げなのかな。それもいろんな意味で辛いわな。ところで融資されることも叩かれることも昨日覚悟してみたんだが

  • 2億強っていうからせいぜい3億くらいかなっておもったら6億
  • ひろしくん、年内分で2億でもびっくりだったのに3億5千だったの、またなの?

ってまだあったんだ、すげーよという感じです。昨日は動揺しましたが、今日は動揺してません。でもその代わりにクラクラしています。あうあう。以下各社。まだ読み比べてません。ぱっと見つけた限りで。

サンケイ

【Jリーグ】大分に6億円の融資枠 岐阜の返済期限は延長
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/091117/scr0911172012007-n1.htm

サッカーのJリーグは17日、東京都内で理事会を開き、深刻な資金難に陥り今季の残り主催2試合の開催が危ぶまれているJ1大分に対し、公式試合安定開催基金を活用し、総額6億円の融資枠を設けることを決めた。当面の資金として3億5千万円を貸し出す。J1クラブへの同基金からの融資は初めて。
 同基金の残高は約10億円で、その半分以上を貸し付ける異例の事態。鬼武健二チェアマンは「大きな金額を使用するに至ったことは残念。地元の手で再建していただくことが条件」と地元自治体や経済界に対し、大分の経営再建への協力を求めた。
 来季からのJ2降格が決まった大分は、景気後退や成績低迷で広告料や入場料収入が減少し、資金繰りが悪化した。Jリーグが把握している大分の累積損失は約11億円、債務超過は5億6千万円。16日に融資を申請していた。
 また同基金から5千万円を借り入れ、今月末に返済期限が迫っていたJ2岐阜に対しては、来年7月末まで返済を猶予することを決めた。

毎日

Jリーグ:J1大分に最大6億円、運営資金の融資決まる
http://mainichi.jp/enta/sports/soccer/news/20091118k0000m050106000c.html

サッカーのJリーグは17日、東京都内で理事会を開き、J1大分に「公式試合安定開催基金」から来年1月末までに最大6億円を融資することを決めた。年内の運営資金の不足分として3億5000万円を緊急融資し、年度末の来年1月末にはさらに2億5000万円が不足するとみて追加融資枠を設けた。
 この基金は財政難のクラブが公式戦を開催できない事態に陥ることを避けるために05年に設立された。これまでJ2草津、岐阜が各5000万円の融資を受けた(草津は完済)が、J1クラブへの融資は初めて。基金残高は約10億円で、その2分の1以上を単独クラブに貸し付けるという異例の事態となった。
 Jリーグの鬼武健二チェアマンは現時点で大分が約5億6000万円の債務超過に陥っていることを明かしたうえで、「大分は存続が危ぶまれるほどの深刻な経営危機にある。経営破綻(はたん)に近いと言っても過言ではない」という認識を示し、経営体制の刷新を求めると同時に、地元の支援も要請した。
 大分は今季、景気後退や成績低迷で広告料の未払いや入場料収入の減少に直面していた。来季はJ2に降格するが、融資を完済しなければ、成績にかかわらずJ1への再昇格は認められない。融資は破綻を防ぐための緊急措置として行われるため、現時点では返済期限も設定していない。
 また、5000万円の返済期限延長を求めていたJ2岐阜に対し、来年7月末まで8カ月間の延長を認めた。

ニッカン

Jリーグが大分へ3億5000万円融資を決定
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp0-20091117-566952.html

Jリーグは17日、東京都内で理事会を開き、深刻な資金難に陥り今季の残り主催2試合の開催が危ぶまれている大分に対し、公式試合安定開催基金から3億5000万円の融資を決めた。さらに来年1月末をめどに、2億5000万円の追加融資も準備している。同基金の残高は約10億円で、その半分以上を貸し付ける異例の事態となった。返済期限は設定していない。
 鬼武健二チェアマンは会見で「大分の経営は破綻(はたん)に近い」と危惧(きぐ)を表明し、支援を決定した理由については、地元の政財界などからクラブ存続の強い希望があったことを挙げた。その上で「経営体制の刷新が必要となる」と語った。
 来季からのJ2降格が決まった大分は、今季のスポンサー収入や入場料収入が当初の見込みより大幅に減少、資金繰りが悪化した。Jリーグが把握している大分の累積損失は約11億円、債務超過は約5億6000万円で、来年1月末の借入金は約12億円と推定している。
 公式試合安定開催基金は、資金難などのクラブが試合開催に支障が出ることを防ぐ目的で2005年に創設された。これまで同基金からはJ2の草津、岐阜が融資を受けているが、J1では初となる。

時事通信

大分に6億円融資=東京Vは来季もJ2で−Jリーグ
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009111700970

リーグは17日、都内で理事会を開き、資金繰りが悪化したJ1大分に対し、公式試合安定開催基金から当初3億5000万円、2010年1月末までにさらに2億5000万円を融資することを承認した。再建計画は策定されておらず、返済期限は設けていない。同基金の残高約10億円の半分以上を大分に貸し付けることになる。
 Jリーグによると、来季J2降格が決まっている大分の経営状況は累積損失が約11億円、債務超過は約5億6000万円、10年1月末の借入金は約12億円。鬼武健二チェアマンは「経営破綻(はたん)と言っても過言ではない」と話した。
 また、日本テレビから東京ヴェルディホールディングス(HD)への経営権譲渡を条件付きで承認していた東京Vについて、5億4000万円のスポンサー料収入の確保が確認できたため、来季もJ2にとどまることが正式に決まった。
 J2岐阜が公式試合開催安定基金から借り入れた5000万円の返済期限を今月末から10年7月30日まで延長することも承認した。

時事通信

自転車操業の感は否めず=大分へのJリーグ巨額融資−Jリーグ理事会
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009111701020

一つのクラブを救うために6億円もの巨費が投入される。来季J2に降格する大分の今季残り試合の開催能力を確保し、リーグ全体の損失を避けるというのがJリーグの貸し付け理由だ。しかし、クラブ再建計画すらまだ固まっていない。返済の見通しも立っておらず、自転車操業の感は否めない。
 今年1月くらいから急速に経営が悪化し、借入金依存の体質が一気に表面化した。今季見通しで入場料収入が6000万円減り、スポンサー未払いは1億8000万円にも上るという。末期症状となった10月にようやくリーグに泣きついたクラブにも問題があるが、リーグによる経営監視体制にも甘さがあったといえる。
 6億円は「公式試合開催安定基金」の現残高の半分を超えている。Jリーグは元常務理事を派遣して実態の把握に努めており、クラブの経営体制の刷新を求める。今回の融資は原則として今季の試合開催を確保するためで来季以降についてはクラブによる自立を求めているが、鬼武チェアマンは「つぶしたくない気持ちはある」と言った。
 同チェアマンは「(悪しき前例には)ならない」としているが、この姿勢が前提になると、今後も安易に基金を頼るクラブが出てくる可能性は十分に考えられる。

時事通信

大分、12月中旬めどに再建計画=抜本的な経営改善が急務−Jリーグ理事会
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/sports/jsoccer/jiji-091117F329.html

Jリーグから総額6億円の融資を受けることが決まったJ1大分は17日、大分市内で会見を開いた。
 青野浩志取締役・経営企画部長は、Jリーグが求める経営再建計画を12月中旬をめどに策定することを明らかにした。また、今月中にJリーグから3億5000万円の融資を受けて地元金融機関への返済などに充てるとともに、残りの2億5000万円については移籍金収入と地元の金融機関の動向を見ながらJリーグと協議するとの考えを示した。大分の溝畑宏社長は「心配を掛けたことをおわびする。スタッフ一丸となって経営改善に努力する」とのコメントを発表した。
 これまで2億円の融資や職員の派遣で支援をしてきた大分県広瀬勝貞知事も「これ以上の融資、人的支援は考えていない」と明言しており、大分は経営陣の交代も含めた抜本的な再建を早急に迫られることになった。

ひろしくんコメント

Jリーグ理事会において「公式試合安定開催基金」承認に伴う株式会社大分フットボールクラブ代表取締役溝畑宏のコメント
http://www.oita-trinita.co.jp/information.php?_mode=detail&id=4012

本日(11月17日)、大分トリニータを運営する株式会社大分フットボールクラブへの「公式試合安定開催基金」借入申請について、Jリーグ理事会におきまして承認がなされたとのご連絡をいただきましたのでここにご報告させていただきます。
 合わせて株式会社大分フットボールクラブ代表取締役溝畑宏より承認に伴うコメントにつきましてご紹介させて頂きます。
 本日、大分トリニータを運営する株式会社大分フットボールクラブが申請をしておりました、Jリーグの「公式試合安定開催基金」について、Jリーグ理事会におきまして承認がなされたとのご連絡をいただきましたので、ここにご報告させていただきます。
ここに至るまで、ご理解をいただき「公式試合安定開催基金」の借入れにつきましてご承認を頂ましたJリーグをはじめとする各Jリーグクラブ、各関係者の皆様に感謝申し上げます。また、サポーターをはじめとする県民の皆様はもとより、株主、スポンサー企業、行政、各関係団体など大分トリニータを応援・支援していただいている多くの方々にご心配をおかけしたことを、ここにお詫び申し上げます。
 ゼロからスタートし、親会社・責任企業もない地方クラブとして、皆様のご支援の下、活動を行ってきましたが、もう一度原点に戻り、地域に愛されるクラブとして収入確保、徹底的な支出の見直しを行い、経営基盤を安定させ、クラブスタッフ一丸となってクラブの経営改善に努力して参ります。
サポーターをはじめとする県民の皆様、株主、スポンサー企業、行政、各関係団体など大分トリニータを応援・支援していただいている多くの方々におかれましては、引き続きご理解を賜り、ご支援・ご協力をお願い申し上げます。                      
            2009年11月17日  株式会社大分フットボールクラブ代表取締役 溝畑宏

こういうことは、ちゃんと人前で言わないとだめだよ…ポーズだけだとしても…